八方位とは 【2023~2024 風水の考え方】

八方位

 

 

家相には、方位が持つ意味に関係する現象が吉凶作用としてあらわれます。方位は非常に重要な要素です。ここでは、それぞれの方位について解説していきます。

 

八方位とは?

八方位の考え方

 

風水では気の流れを説明するのに陰陽と五行に加えて、3つめの体系を用いています。それは、方位磁石の8方向を基盤にした、八方位です。それぞれの方位は、それぞれ異なる気と結びついています。建物や部屋の中心には方位がなく、八方位か出会う場所です。そこには第9の気があります。

 

れぞれの方位が結びついているビジネス、その機能の仕方、五行、九星数、色、時間帯、そして季節を示しています。それぞれの方位が持つエネルギーは、人の精神状態にも影響を及ぼします。気は、表で示した季節の時間帯にもっとも活発になります。たとえば、社屋の北部分の気がもっとも活発になるのは冬の夜です。八方位との関係を知ることが、風水の実践の基盤となります。それぞれの気の特質を尊重して、気の流れを好ましい方向に変えることができるようになるのです。

 

※「四神相応」詳しく解説!!

※トイレの風水

 

正しい北を知ることが第一歩

家相をみるためには、八方位を正しく出さなければなりません。方位の基準となるべき方角は北ですから、まず北をどう決めるかを知っておきましょう。家相方位は、磁気をもって吉凶をみるので、方位磁石(砠石盤)の示す北が本当の北になるのです。間違いやすいのですが、地図に示されている北は、家相方位の北にはなりません。地図上の北と方位磁石の北には差があり、これを「西偏差角度」といいますが、東京を例にとれば、地図卜の真北よりも方位磁石の北が暘度、酉偏しています西偏差角度は全国各地域によって差があるので、地図に頼らず方位磁石を置いて、きちんと北を出さなければいけません。これは家相にかぎらず、一般的に気学方位といわれるものは、すべてこのようにして北の方位を決めることになっているのです。

 

北は、十二支においては子の方角ということになっていますが、なぜでしょうか? 子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の十二支の中で、子はいちばんはじめにきています。子というのは動物の「ねずみ」をあらわしているのではなく、本来は「もののはじめ、陰陽の接点」という意味をもっています。子の字の語源は終了の「了」という字に「一」が交わって、「はじまる」という意味の会字だといわれています。子を12月の冬至として、自然にあてはめて考えてみるとよくわかります。冬至とは、一年で最も夜が長く昼が短いときで、いいかえれば陰の闇が最も長く、陽の明かりが最も短い凵ということになります。この冬至を境にして、陽は徐々に仲長していきます。ちょうどその陰陽の接点が冬至であり「子」ということになり、もののはじめを意味することになったのです。これもまた自然の運行を見つめて考えられているわけです。

 

『静の方位』と『動の方位』

方位のとり方には二種類あります。一つは家相の吉凶を判断するための家相盤「静の家相方位盤」、もう一つは動くことによって吉凶が生じるといわれる方位盤『動の方位盤』で、この二つが一般的に用いられている方位です。地図の磁北を正確にとり、自分の住んでいる家を中心に東四南北を書き、線の左右に15度ずつとることによって30度の『四正』東西南北ができ、残った60度ずつで『四隅』東南、南西、西北、北東の各方位となり、『八方位』が完成します。この方位盤は移転、旅行その他の方位学などに使用します。

 

八方位の意味

 

「八卦」に当てはめて意味を覚えることが大切です。方位の基本となる「八方位」です。現代では「東」「東南」といった名前で呼ばれますが、風水ではこの八方位に「八卦」を当てはめているのが特徴です。

 

たとえば「南」は、地理的にはただの「南」でしかありませんが、風水では八卦の「離」という概念を当てはめてその意味を読み解きます。「離」とは燃える火を表わすもので、色でいうなら赤となります。季節でいうなら夏。人でいうなら次女です。明るさ、目立つこと、直感なども表わします。つまり風水における南には、こういった多様な意味が含まれるわけです。そこから、次女の部屋は南にするといいとか、仕事で目立ちたい人は玄関を南向きにするといい、といった方位の利用方法が開発されてきたのです。ですからこの八卦の意味さえきちんと理解すれば、誰でもおよその方位の使い方をマスターすることができるのです。さらに方位には、暦でおなじみの「九星」も当てはめられてきました。ここでは詳しく触れませんが、「一白水星」は北、「九紫火星」は南、というように定位置が決められています。八方位に含まれない「五黄土星」は中央となっています。

 

気の方向を調節する

 

建物内の気を調節したり、乱れている気を調和させたりするには、五行の原理を用います。たとえば、建物の束部分にある木の気を育むには、そばに噴水を設置したりして、水の気を加えます。反対に、南部分にある火の気を抑えるには、上の気を使います。平たい粘土製の植木鉢に黄色い花を植えて置くとよいでしょう。建物のまわりの環境も、五行が乱れる原因になります。南に湖があると、水と火のエネルギーが一緒にされてしまいます。これは、ほかの要素を加えてサイクルを完成させることで解決できます。建物と湖の間に、本や背の高い植物を植えれば、気の流れは滑らかになります。水は木を、木は火を生かすからです。

 

また、ビジネスの弱い部分を特定して、それを克服するために五行を用いることもできます。たとえば売り上げが不振だったら、それは南の気が弱いということです。それを改善するには、明るい照明(火の気)と背の高い植物(木の気)を、会社の南部分に設置すればよいのです。

 

象意が吉凶の現象としてあらわれる!!

八方位のエネルギーは、それらが持つ意味にしたがってさまざまな影響をもたらします。この方位の持つ意味は「象意」と呼ばれています。象意は、八方位が九星や五行と深いかかわりを持っているために、それらのさまざまな意味も加わり、自然現象や人、体の各部位、場所、事物、動植物、飲食物など、広範囲にわたっています。家相に吉相があると、象意はプラスに慟いてよい現象としてあらわれますが、凶相があるとマイナスに働いて、悪い現象としてあらわれます。

 

象意の現れ

 

たとえば、家の東に5分の1以下の張りがある吉相を例に取ってみましょう。東の象意には「長男、若者、震う」といったことがあります。吉相はこれらの事柄によい影響を与え、子どもが順調に成長し、とくに男子は何をやっでも成功するということを示します。家相の吉凶作用は家族全員にあらわれますが、その方位に関係の深い人により強く作用します。たとえば、北に吉相がある場合は、子年生まれや一白年生まれの人、12月生まれや一白月生まれの人に強く作用して、運気を発展させ幸運をもたらします。逆に北に凶相がある場合は、これらの人に凶作用が強く出ます。

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「八方位」を解説

ここでは、八方位のもつ力についてくわしく見ていくことにしましょう。理解していけば、皆さんが今住んでいる家相を大まかですが分析できるようになります。

 

東方位=躍動の方位

〈九星〉三碧木星 〈十二支〉卯

東は、太陽が昇ってくる方位です。夜明けを暗示しており、大地に日の光を降り注ぎ、植物を生長させていく場所となります。これは「震雷(しんらい)の星」と呼ばれ、雷を表わしています。前進、物事の始まりを意味しています。十二支では卯です。卯は、地中で生を受けた草木が、地上に姿を現わす「芽吹き」を意味しています。

 

この方位を吉相にしておくと、若い人や長男の成功、家庭の繁栄をもたらしていくようになります。とくに東が定位の人が何か新しいことに挑戦するときには必ず吉相していきましょう。逆に凶相だと、さまざまな子供に不幸が起きるなど、家族全体に凶作用が訪れます。

 

東の方位に現われる吉凶現象

【吉】現象

●家運が強くなり子どもたちが健康に発育する。
●明るく活気に満ちた家庭生活を営むことができる。
●社交的になり、話術も上手になっていく。
●つねにより高い目標をめざすように努力する。
●新事業や新開発などに能力が発揮される。
●交際範囲が広がり、人の出入りが多くなる。
●頭脳が活発に働くようになり、頭の回転がよくなる。
●勇気と決断力が備わり多少の困難に出合ってもくじけない。
●タレント、俳優、ユーチューバーなど、人気稼業の人は脚光を浴び人気者になれる。

 

【凶】現象

●事業や仕事が伸びない。
●人間関係のトラブルが多くなる。
●長男の素行が悪くなり家を出てしまう。
●長男が家業を継ぐことをいやがるようになる。
●自己主張が強くなって人間関係がうまくいかない。
●活力や気力がなくなり家運が衰微していく。
●精神的な病気にかかりやすくなる。
●火難、交通事故、突発事故にあいやすくなる。
●学力が低下し、落ち着きのない子どもになりやすい。
●友だちができにくい
●悪い友人とつきあうようになる。

 

南方位=頭脳明晰の方位

〈九星〉九紫火星 〈十二支〉午

南は、太陽が頂点に達する方位です。明るい日差しが集まり、私たちに光と温かさを与えてくれます。物事を明らかにしていく方位でもあります。

 

九紫火星は火を表わします。火は暗闇に光を灯し、そしてそこから発する熱は、寒さから私を守ってくれます。あらゆるものに光と温かさを与えていきます。午は、草木が生長したその頂点を示しています。それは同時に、繁栄と衰退の分岐点も暗示しています。この方位を吉相にすると、繁栄は長続きし、衰退している大は上昇の機運が見えてきます。また、人の体では頭にあたります。頭脳明晰になり、学術で秀でたり、新しい発見をしたりします。女性であれば、容姿が美しくなります。

 

西方位=喜びの方位

〈九星〉七赤金星 〈十二支〉酉

西方位は太陽が沈む方位です。未熟な状態からピークを迎え、そして最後の平安に向かっていくことを暗示しています。その意味では努力をしてきたことの結果を最終的に出す方位で、「刈り取る」ということを表わしています。

 

七赤金星は「兌沢(だたく)の星」と呼ばれ、秋の収穫を表わしています。一年の中でいちばん実りの多い時期、その喜びを表現している九星でもあります。酉は、「酒を入れるかめ」を表わしています。つまり、実を収穫し、それを熟成することを意味しています。この方位は成熟を意味することから、飲食、贅沢、金銭、魅力という内容をもっています。また、レジャーなどにも縁のある星ともいわれています。

 

西の方位に現われる吉凶現象

【吉】現象

●金運にも人脈に恵まれる。
●女性は良縁に恵まれる。
●本業以外の仕事で副収入を得ることができる。
●経済的に安定するので、精神的にもゆとりが出てくる。
●明るく楽しいI家団らんの家庭になり、来客も多くなる。
●財運・人脈運があるから、金が金を呼んで資産家になれる。
●男性は女性にモテる。ただし不純な交遊関係にならないこと。
●仕事もレジャーもうまくエンジョイできる楽しい家族になる。
●いろんな面で自分の周囲にいる人たちから援助が得られるようになる。

 

【凶】現象

●一代限りの繁栄で終わる。
●分不相応の生活を望む傾向がある。
●縁談がまとまりにくく晩婚になりやすい。
●不平不満が多くなり家庭内に口論が絶えない。
●金運に恵まれない。むしろ借金に苦しむことになる。
●散財、悪評、口論、損失などの禍いが出やすくなる。
●本業をなまけて、遊びやギャンブルに夢中になってしまう。
●お金と女性問題のトラブルで家庭崩壊の危機がついてまわる。
●気力不足でヤル気がなく転々と職場が変わることになる。

 

 

 

北方位=人間関係の方位

〈九星〉 一白水星 〈十二支〉子

南の「火・夏」に対して、北は「水・冬」を表わしています。「地面の中でじっと春を待つ」ということから、冷たい、耐える、さびしいなどを暗示しています。

 

一白水星は「坎水(かんすい)の星」といわれ、水を表わしています。水は形がありません。どんな器にも入るということから、柔軟な性格を表わしています。地中にしみ込むということから、見えないという意味もあります。草木の種が地中でじっと芽吹きを待っている季節を表わしています。また、子孫や家族を意味し、吉相では子孫の誕生を暗示しています。この方位を吉相にすると、交友関係、取引関係、家族関係などがうまくいくといわれています。

 

北の方位に現われる吉凶現象

【吉】現象

●盗難にあう心配はない。
●部下や使用人に恵まれる。
●健康で何事にも忍耐強くなる。
●夫婦仲が円満でよい子に恵まれる。
●人脈が広がり仕事にプラスに働くようになる。
●表面は質素であっても中身は充実している。
●本業以外のサイドビジネスでも成功する。
●事業や仕事は、細く長くゆっくり伸びていくので目立たない。
●表面が地味で目立たないので高収益を上げても税務署からマークされることはない。
●どんな環境にも、どんな相手にもうまく順応できるから、世渡り上手になれる。
●ひかえめで目立たない存在だが、目上の人に可愛がられ引き立てられる。

 

【凶】現象

●色情問題が起こりやすくなる。
●悪い仲間と交際するようになる。
●交渉事が中途で挫折することがある。
●経済面の苦労がつきまとい借金で苦しむことになる。
●夫婦関係がうまくいかなくなり、離婚率が高くなる。
●部下や使用人に恵まれないだけでなく定着率も悪い。
●泥棒にねらわれやすく盗難事故にたびたびあうことになる。
●子宝に恵まれにくい。たとえ子どもが生まれても病弱になる。
●病気になりやすい。とくに肝臓病、泌尿器科系の病気にかかりやすい。

 

東北方位=変化の方位

〈九星〉八白土星 〈十二支〉丑・寅

この方位は、山を表わし、積極的に行動するというよりは、じっと動かず、次の段階へのステップアップのために、エネルギーをためているという暗示をもっています。変化よりも抑制に強い「気」が働いています。この方位は表鬼門にあたります。

 

八白土星は「艮山(ごんざん)の星」といい、山を表わしています。そこから、すべてのことに決着がついて、また新しいことが始まっていくという意味をもっています。新旧交代、再出発ということを暗示しています。丑は、草木がつぽみで堅く閉じこもっているという意味。寅は地中でじっと芽生え、成長を待っていることを表わしています。新しいことへの起点となっていきますから、変革への前兆ともいえるでしょう。

 

 

東北の方位に現われ心現象

【吉】現象

●家族の結束が強くなる。
●部下や使用人に恵まれる。
●名よりも実をとる実質主義が強くなる。
●経済的に安定し財産も大きく殖えていく。
●勤労意欲が旺盛になるので働き者になる。
●ムダ使いはしない。多少ケチになる傾向がある。
●親戚や身内ともなかよくつきあいときには援助してもらえる。
●相続問題がスムーズに運び、家系は子孫に継承されていく。
●土地、山林、マンションなどの不動産関係に縁が深くなる。
●経済力のある相手と縁があり、長男または家付き娘と結ばれる傾向がある。

 

【凶】現象

●相続問題で苦労する。
●後継者がいなく一代限りになる。
●家運がじり貧になっていく。
●病人が続出する傾向がある。
●住居や職業が変わりやすくなる。
●親が遺した財産を維持できない。
●酒色や株などで失ってしまうことになる。
●女性が強くなり女系家族になりやすい。
●使用人や部下に逃げられたり、迷惑をかけられたりする。
●男の子が生まれにくくなったり、生まれても病弱だったりする。
●頑固さや強情な性格が強調されていくので仲間から見放されて孤立してしまう。

 

東南方位=信用の方位

〈九星〉四緑木星 〈十二支〉辰・巳

この方位は、人との縁や商売運に深く関わる方位です。商売、交際、縁談、結婚などに影響をもち、凶相であれば、迷いなどを生じていきます。

 

また、晩春から初夏を表わす方位で、地上の生物が天の干不ルギーを受けて成長していくため、物事の本来の形が整っていくという意味もあります。四緑木星は「巽風(そんぷう)の星」といわれ、風を意味しています。風は、草木の種子を運んでいきます。それと同じように、生活の中でさまざまな情報を運んでいくという暗示があります。辰は草木が地上でどんどん生長しいくことを意味しています。また、巳は次のステップへの種子を作ることを暗示します。

 

東南の方位に現われる吉凶現象

【吉】現象

●交渉事はすべて順調に運ぶ。
●ラッキーチャンスに恵まれる。
●遠方との取引がスムーズに運ぶ。
●すべて物事が有利に運び、成果が上がる。
●社会の信頼と信用を得て、事業が発展する。
●女性は良縁に恵まれ幸せな結婚ができる。
●経済面が安定するので健全な家庭を築くことができる。
●人の出入りが活発になり有利な情報をキャッチできる。
●経済面も安定し幸運を呼び込んで家運はますます向上する。
●人脈が広がり目上の引き立てを得て頭角を現わすことができる。
●良い大問関係によって助けられ、地位も安定する。

 

【凶】現象

●幸運を呼び込むことができない。
●旅先で事故にあいやすい。
●人間関係がうまくいかない。
●家運がだんだん衰退していく。
●力になってくれるような協力者が出てこない。
●社会的信用を失い仕事が行き詰まってしまう。
●交際費がかさむわりには実績が上がらない。
●まとまるはずの商談や縁談が最後でこ。われてしまう。
●仕事を持ち込まれても実質を伴わないばかりか損失を受けることが多い。
●家庭不和から、別居になったり離婚になったりする場合が多くなる。

 

 

南西方位=基盤の方位

〈九星〉二黒土星 〈十二支〉未・申

この方位は、大地を表わしています。大地は天からのエネルギーを受け止め、蓄えてくれる場所です。ですから沈黙、勤勉、努力といった粘り強く取り組むという暗示があります。また、南西は裏鬼門にあたります。

 

二黒土星は「坤地(こんち)の星」といわれ、大地を表わしています。大地は生きとし生けるものすべてを養い、育んで、恵みをもたらしてくれるものです。未は、草木が成熟して結実するという意味があり、申は成熟しきって実がなることを表しています。努力が実り、成果が形となって現われてくることを暗示しています。この方位を吉相にしておくと、自分が主人公というよりは、誰かを補佐して物事を成功に導いていくことができます。

 

 

西南の方位に現われ石吉凶現象

【吉】現象

●女性は働き者で内助の功を発揮する。
●働く意欲が旺盛になる。
●ゆっくりスローテンポで上昇する運勢だが、一度手にした信用や人気は不動のものになる。
●一度決めた職業や仕事は、めったに変わらない。
●苦労をいとわず、率先して物事にぶつかっていくたくましさが備わる。
●まじめにゴツゴツ働いて実績を挙げていく。
●土地や山林など不動産に縁がある。
●家族の結束が強くなる。

 

 【凶】現象

●家運が次第に低下していく。
●職業や仕事が変わりやすくなる。
●妻や母親が病弱になっていく。
●物事に一貫性がなく気が変わりやすい。
●すべてにヤル気がなくなりなまけ者になる。
●主人が家に落ち着かず、外に楽しみを求めるようになる。
●家族の和合がむずかしく、なにをやるにもまとまらない。
●経済的に苦しくなり、不動産を手放すことになってしまう。

 

西北方位=一発逆転の方位

〈九星〉六白金星 〈十二支〉戌・亥

この方位は、何事も充実していることを表わす方位です。心はおだやかになり、人間関係などを円満にしてくれる方位です。

 

六白金星は「乾天(けんてん)の星」といって、天地自然の中でも天を表わしています。季節では晩秋にあたり、完全無欠、充実を暗示しています。戌は、まさかりを表わした文字で、実った草木を刈り取ることを意味しています。亥は果実から飛び出した種子が、地中でじっと芽生えの時期を待っていることを暗示しています。この方位が吉相のときには、完全、権威、強大、支配、尊重、円満、発展など、成熟することによって、周囲から好影響を受けることになります。また、金銭に深いかかわりがある方位でもあります。

 

西北の方位に現われる吉凶現象

吉】現象

●勝負運が強くなる。
●男女とも良縁に恵まれる。
●心身ともに健全でまじめに働く。
●サラリーマンは出世コースに乗れる。
●一家の主権者である夫の座が安定する。
●私事よりも公的面で大いに力量を発揮する。
●事業家は部下を上手に使い立派に成功させることができる。
●財力と実力が備わり、さらに人徳もみがかれるのでなにをやってもうまくいく。
●地位に恵まれ権力を握り名声を得て最後には大きな財産を築くことができる。
●父権が守られ妻は夫に従い子は親を尊敬して理想的な家庭を築くことができる。

 

【凶】現象

●男性は結婚運・恋愛運が悪くなる。
●気力が低下し運勢も下降線をたどる。
●なにをやっても成果が上がらない。
●ものの考え方が自己中心的になっていく。
●病的なほど支配欲と権力欲に固執していく。
●交通事故やヶがなどにあいやすくなる。
●一家の主人の健康と運勢に悪影響を与える。
●強引に自分の意見を通そうとしてトラブルが多くなる。
●競馬・競輪などのギャンブルに走り、家庭崩壊を招く。
●主人がなまけ者になり一家の主権は夫から妻に移ってしまう。
●盗難にあったり、警察問題や裁判沙汰になったりと心労が絶えない。

八方位に置くと運気が上がるもの

運気が上がる八方位

 

家相をよくするストレス解消法があります。非常に簡単な方法なので、ぜひお試しください。木炭を使っての運気高揚で、寝室やリビングの正中線・四隅線上に置くだけで、運気が上昇します。住宅を守るグッズとして、天然の気候で繁茂した樹木を木炭にしたものが、今大きく注目されています。テレビなどでも頻繁に取り上げられています。

 

木炭には、湿度が高いときには水分を吸い込み、湿度が低くなると逆に吐き出す、いわゆる「調湿効果」があります。昔から、良質の木炭は健康と大きくかかわりがあり、健康に寄与してきたのです。先人たちの知恵ともいえるでしょう。家相では、この木炭を利用することによって、いろいろな運気が向上することを説いているのです。そして、精神安定には欠かせない必須グッズであるのです。風水家相からみる幸運のつかみ方をご紹介しましょう。

 

 

運気と八方位

 

実は木炭には、いろいろな種類があります。原料はもちろん天然の胼木で、ウバメガシ、カシ、ナラ、アカマツなどが代表的な素材です。そして木炭を使って運気を高揚させるにはコツが必要なのです。使用する木炭は「備長炭」だけに決めてほしいのです。それ以外は効果が望めません。約1キロの木炭をいずれもネットに入れて、さらに、素焼き鉢や藤のカゴに入れると、それだけでインテリアグッズに早変わりします。自分が求めたい希望は一つか二つにしておくことも重要です。木炭を配置する方位は、自分が最も多く使用する寝室かリビングかダイニングで、部屋の中で正しく八方位を出し、東と西、南と北の中央をはしる正中線上、北東と南西をはしる鬼門線上、東南と北西をはしる四隅線上の壁ぎわに置くのが秘訣です。

 

  • 北方位の正中線上に置くと、「学業運」が高揚します。
  • 北東方位の鬼門線上に置くと、急激に「健康運」がアップします。
  • 東方位の正中線上に置くと、「ビジネス運」に恵まれます。しかし、健康面には注意が必要です。
  • 東南方位の四隅線上に置くと、「恋愛運」を呼び込みます。
  • 南方位の正中線上に置くと、「事業運」が高揚します。
  • 南西方位の鬼門線上に置くと、「対人運」が大きく広がります。しかし、金銭運が若干下がることもあります。
  • 西方位の正中線上に置くと、「金銭運や結婚運」がすばらしいものになるでしょう。
  • 北西方位の四隅線上に置くと、「財産運」が大きくなります。

 

 

木炭を使って吉相にしたり、凶相を無難なものにする方法もご説明しましょう。トイレが凶相方位に設置されていたりするときは、ネットに入れた備長炭を便座の後ろに置いておくと効果があります。この場合、トイレの汚気を木炭が吸いとってくれるのだから、一か月に一度は天火に当てて乾燥させることが必要です。

 

システムキッチンの配置が凶相のときは、少し多いですが20キロ詰めの木炭ネットを用意して、二袋を流し台の両サイドに置くと良いでしょう。ちょっと邪魔ですが。バスタブが凶相の場合は、2キロの赤松炭をネットに入れて、湯船につけて入浴することがおすすめです。この場合、翌日は天火で乾かすとなお運気が向上します。浴槽の場合は、お湯に入っている時間が長いので乾燥があたほうが良いでしょう。

 

 

家の方位は「八方位」と「「二十四方位」

方位は家づくりの風水において最も重要な要素です。玄関や水場など、用途別に吉となる方位や凶となる方位が風水学でははっきりと決まってきます。ただし、ひと口に方位といっても、東西南北の四方位だけではありません。この本で基本的に採用しているのは「八方位」。つまり北、東北、束、束南、南、西南、西、西北の8つの方位です。これは方位の基本なので、みなさんがご自分で方位を見るときには、この八方位の意味さえ知っておけば、大まかなポイントは押さえることができます。いわゆる「鬼門」と呼ばれるのも、つまりは八方位で見た東北と西南の方位のことです。

 

また、「十二支方位」もよく使われる基準です。これは「丑寅の方角が・・・」などと時代劇に出てくる日本人にはお馴染みのもので、十二支を方位に当てはめたもの。北から束へ、子、丑、寅…と続きます。しかし、さらに精密に方位を調べたいときには、風水では「二十四方位」を用いるのが一般的です。専門の風水師が使う「羅盤」にも、この二十四方位が記されています。ただしこの二十四方位を用いるときは、少しでもズレると方位が違ってしまうため、実際には専門家に見てもらうほうがいいでしょう。ちなみに、この二十四方位は「八卦」「十干」「十二支」をミックスしてつくられているものです。それぞれの方位には細かく様々な意味づけがなされており、まさに中国の知恵をすべて凝縮した知恵の宝庫ともいうべきもの。風水師が羅盤ひとつを持つだけですべての問題を解決できるのも、この二十四方位の意味をつぶさに知っているからなのです。

 

 

東南の象意の現れ方

象意 :風、斉う、遠方、信用

 

【吉相の場合】

(3分の1以下の張りがあるなど)

吉相の場合、起きる現象は、遠方からよい情報を得て、仕事がうまくいきます。仕事に関しては何事も怖いほどうまくいきます。信頼されて出世する場合がおおいです。

【凶相の場合】

(東南に3分の1以下の欠けやトイレがあるなど)

凶相の場合、起きる現象は、斉うはずだった商談が、ご破算になるなど。とくに外国など遠方との仕事ほどうまくいきません。そのため信頼を失ってしまう可能性が高いです。

 

 

西の象意の現れ方

象意 : 口論、金銭

 

吉相の場合

(3分の1以下の張りや、入り口もなく壁でふさがれているなど)

吉相の場合、起きる現象は、金運がアップします。たとえば、話し上手で社交的なため、人から引き立てられて成功し収入が増えるなど具体的にお金のまわりが良くなります。

【凶相の場合】

(西に欠けやトイレがあるなど)

凶相の場合、起きる現象は、金運が下がります。仕事に意欲が持てなくなったり、欠勤や遅刻が増えて評価を落として収入が減るでしょう。ギャンブルで損をするなど、賭け事は禁物です。

 

 

象意が示す体の八方位

人の体も、八方位に当てはめて考えることができます。南が頭部、南西が右手、東南が左手、中央が腹部、西が右脇、東が左脇、北は性器、西北が右足、北東が左足になります。また、五臓でいうと、東が肝臓、西が肺臓、南が心臓、北は腎臓、中央は胃腸です。この方位に吉相があれば、それに関係する部位は健康となり、凶相があればその部位に何らかの不調や疾患があらわれます。

 

 

自分だけのラッキー方位を活用する

 

風水や家相に詳しくない方でも、「方位」が大切らしいということくらいはご存知でしょう。方位の最もポピュラーな考え方は、東西南北を45度ずつに分ける「八方位」です。さらに風水では、その八方位に八卦の意味を割り当て、様々な事柄を連想ゲームのごとく謎解いていきます。また方位には、それぞれ吉凶がありますが、それは人によって異なるものなのです。

 

日本の家相では、鬼門として嫌われる東北も、人によっては最高のラッキー方位となるのです。人の外見や性格がそれぞれ違うように、方位の吉凶も人によって違うのです。そして、それを教えてくれるのが「本命卦」なのです。吉凶方位盤は、本命卦別の方位の吉凶を8段階に表わしたもの。大きく四吉方位と四凶方位に分かれます。たとえば、本命卦が「坎」の人にとって、東南、東、南、北が吉方位、西南、東北、西北、西が凶方位になるわけです。ただし、ひとくちに吉凶といっても、その意味は実に様々です。各方位の吉凶のレベルと意味をよく確認しながら、実生活の中で有効利用していくようにしましょう。

 

ラッキー方位は家の中心から調べる

本命卦による自分の方位が、具体的にチェックできたら、実際に家の中での吉方位と凶方位を調べてみましょう。方位を正しく測るためには、まず家の中心を求めなければなりません。ワンルームマンションや各部屋の中での方位を調べるときも、同様の手順で、必ず部屋の中心から測ります。また、仕事場など、家以外の場所で方位を測る際も、基本はその建物の中心。正確にわからない場合は、目測でもかまいません。

 

家の方位を正しく測る

 

人に方位の吉凶があるように、実は家にも、方位の吉凶があります。これは、家そのものが持っている運気を表わすもので、結果的に住んでいる人にも大きな影響を及ぼします。家の方位には東西南北を45度ずつ分ける「八方位法」と、さらに細かく15度ずつ分ける「二十四方位法」があります。家の方位は、家の中心ではなく、玄関から求めます。「八方位法」で求めた家の方位は「宅卦」と呼ばれ、これは「本命卦」に対応するものとなっています。たとえば、玄関が北を向いている家なら「離宅」、玄関が東南を向いている家は「乾宅」となります。

 

「宅卦」は、「本命卦」と同じように、「東」「四命」(坎宅、離宅、震宅、巽宅)と、「西」「四命」(乾宅、坤宅、艮宅、兌宅)に分けられ、「本命卦」が「東四命」の人は、「東四命」の家に、「西四命」の人は、「西四命」の家に住むのはベストだと言えます。「二十四方位法」の場合も、方位の測り方は同じです。八方位での「離宅」は、「丙」「午」「丁」に分かれ、「丙山の家」「午山の家」「丁山の家」というように呼ばれます。二十四方位の種類は、「風水・羅経盤」を参照してください。

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象意について

「方角」や「季節」「時問」「開きやすい運気」「モチーフ」「食べ物」「場所」「身体の部位」「人物イメージ」などにもそれぞれ九星の性質が反映されます。これを「象意」と呼び、風水学ではこの象意を方角やモチーフとして自在に当てはめ、読みこなすことで、欲しい運気を開いたり、物事をうまく進めたり、開運行動を行う指針にしたりするのです。

 

たとえば、「一白水星の私にとって手助けしてくれる『金星』である、六白金星や七赤金星を象意に持っている方角、季節、時間、場所、人を味方にすればよい運気を取り入れやすい」-簡単にいうと、このような考え方です。一白水星の人なら、最初は「一白水星を本命星に持つ自分を手助けしてくれるのは六白金星的なもの。方角だと西北、時間だと19時〜23時、場所はお城や神社。パールホワイトの丸いアクセサリーが開運アイテムになる」という感じです。象意はとてもここには書ききれないくらいたくさんあるのですが(すべてのものは九星のどれかに分類されるので)、こうして象意を意識して生活していると、「こういうものはこの星の象意だな」ということがだんだんわかるようになってきます。

 

象意のもう一つの使い方として、たとえば結婚したい相手が現れたときには、「結婚運」を強める四緑木星の象意を身のまわりに取り入れたり、開運行動としてその象意のある方角や場所へ行ってみたり、という方法があります。この場合、かなえたい願いの象意を持つ九星が、自分の本命星と違っていたり、相性が良くなくても(相剋でも)大丈夫。結婚運、事業運、愛情運、不動産運、社交運、金運……自分の願いとあった象意が示すラッキーアイテムを生活に取り入れれば、どの星の人にとってもその運気は取り入れやすくなります。これが運気の流れを味方につけて運をよくする極意であり、すなわちパワーをチャージして開運する「パワーチャージ風水」の極意でもあります。

 

 

 

風水で願いをかなえるには、自分にたりないパワーを象意で補い、よい気がめぐっている時をのがさず開運行動することが重要です。

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